寺島しのぶ×野村忠宏 SWITCH 覚書き
意外な組合せ。寺島しのぶが野村の大ファンだったことで指名。
寺島しのぶは演技とはうって変わってフニャフニャとアンニュイに喋る人だった。役者ってわりとこういうタイプが多いのかな。本人はいたってニュートラルというか、純粋な『いれもの』として存在していて演技のときになかにいれたどぎつい色を輝かせてみせるような。演技していないときの役者ってだいたい脱け殻なのかなと思う。
寺島しのぶは家柄のこともあり勝ち負けにこだわるタイプだそうだ。女に生まれたというだけで歌舞伎役者として舞台に立つ資格すら与えられなかったことが相当記憶に残っているらしい。その悔しさから一時はお稽古ごともすべてやめて、部活に打ち込んだことも。でもやっぱり演じることが好きな気持ちは変わらず、舞台役者として1から修行することに。
まぁね。歌舞伎役者の家柄に生まれたけど女だから舞台に立てなかった、というのはしのぶにとっては大きな挫折というか存在そのものを否定されるようなことだったのはわかる。
それでもさ、そういう家に生まれついたというのは一般的にみたらものすごいアドバンテージだよね。松たか子だって、あの頃あんなに人気が出たのも家柄のことが大きいと思うし。存在自体にカリスマが付いてるみたいな。
えっと、それで寺島しのぶ。
野村氏が『本番前の集中のしかたとかありますか?』と聴いても、うーん別にないかなぁとかなりフワフワしてた。
『これだけは他の女優に負けない、みたいな武器はありますか?』には、DNAかな、と。
ほら~、やっぱりすごいアドバンテージなんじゃ~ん!そりゃね、一般家庭出身の女優には逆立ちしたって手に入らないめっちゃ強力な武器ですよね。うん。
おもしろかったのは演出家・蜷川幸雄とのエピソード。
まだ駆け出しだったしのぶが蜷川幸雄の演出で舞台に出ることになった。噂通りに激しい演技指導。しかもその舞台が常に雨が降っているという演出で、打ち付ける水がかなり高いところから落ちてくる。それを頭で受け続けていたら痛くなってきてしまった。あまりに痛かったので、先輩役者の『肩で受ければ痛くないよ』というアドバイスを参考に雨を肩で受けるようにしたしのぶ。それを見た蜷川は激怒。
『何やってんだ!雨は頭で受けるんだろーが!』
しかし、しのぶは引き下がらなかった。
『そんなに言うならこっちきてやってみてくださいよ!!!』
そう言い返された蜷川は雨が打ち付ける舞台に立ち、頭で受けた。そして言った。
『…肩でいい』
あの頃は若くて、生意気言っちゃったんですよねー、と現在のしのぶが頬笑む。
当時のしのぶは、駆け出しにもかかわらず真っ赤なベンツを乗り回し、付き人をたくさん引き連れていた。
蜷川はそれについて『今はまだ実力がともなっていない。だけどお前はそれをやめるな。お嬢様はどうやったってお嬢様なんだから。これから役者として実力を身につけたとき、すごい女優になる』と言っていたそうだ。
はー、こういうエピソード大好き。サクセスストーリーというかなんというか。
役者という職業には明確な勝ち負けがないから、身体ひとつで戦いぬくアスリートに憧れるとも言っていたしのぶ。話し方はフワフワしていたけど彼女自身の人を惹き付ける魅力が半端ないと感じた。
たいがいのことは誤解と幻想
このところ本も全く読んでないし誰かと会話することもない(夫としているのは会話ではなく言い合い)。だから言語能力が激しく落ちているのを自覚する。
このままシナプスも朽ちて脳は退化し化石になっていくのね。そら白髪も増えますね。
ダイエットだけは続いているけど、よーく考えて。やせたところできれいになれる?石田ゆり子と同じ体重になったところで、石田ゆり子とは程遠いんです。むなしいね。なにもかもむなしい。
同人音声に癒しを求めるけど、同人音声ってこわいよね。だって同人だからフツーにTwitterとかやってるのよ。そのやりとりなんかを全部みて(こわい)妄想がさらにふくらむのも、幻滅するのも、空しい。でもそれは演じ手も同じなのかなと思うんだ。演じるときに想像するリスナー像もあくまで虚構であって、そこからはみだした言動をとるファンがいたら演じること自体こわくなったりしないのかなって。だから常に笑顔をふりまくアイドルって本当にすごいと思うよ。ステージから見える景色は、想像すればするほどエグいのかなって。
18歳以上の女性向け音声作品沼ブログをつくろうとしたけど
アダルトなことを書いてもオッケーな無料ブログが見つけられなかったので諦めた。FC2とか、なんか面倒そうだし…。
本当にすごい好きな声が見つかったときのうれしさとか、一人きりで聴くときの秘密めいた楽しさとかを事細かに書いてみたかったのだけど。
はてなじゃ過激なことは書けない。書けないけど、これだけは言わせて。
耳責めは最高のファンタジー
だってだって、リアルじゃなかなかできないよね耳責めって。されたくないっつーか、うっかり盛り上がって舐められた翌日あたりにはてきめんに中耳炎になるし。あと声のボリューム完全に間違えてるやついるよね。普段が1とすると0.00001くらいの音量でいいのにさ。
その点、音声作品なら安心。病気の心配をせずに安心して聴いていられる。
言いたいことはそれだけです。
いつかおすすめ作品も紹介したいけど、タイトルだけでもアウトなのかなー。うーん。
※追記
結局fc2をレンタルしました
ブログ名は「女性向け音声沼にハマった」です
女ヲ亡クス妄想
生理前と生理中以外の二週間、月の半分は心身ともに元気。いつもこうだったらいい。ずっとこんな状態でしぬまでいきていたい。
ときめも以外の乙女ゲームに手を出した。
新しい扉が開いた…かと思いきや、ノベルゲームって昔から全く進化してないのだということにひどく驚かされた。
昔のパソコン雑誌にあったノベルゲーム、あれを思い出すような。
追いかけられた!どっちに逃げる?
→右へ
→左へ
で、どっちを選んでもしぬ、みたいなやつ。
あれと一緒だよ!ああそうだよ、思いのままにプレイしたら井戸に落とされてしんだよ!乙女ゲームなのにとんだバッドエンドだったよ…。
それからはもー地道な作業で。
既読のイベントを動体視力トレーニングのごとく高速でスキップしつつひたすらハッピーエンドへの選択肢を押していくのみ。
なんでここが分岐なんだよ!というところで分岐しておった。先達の攻略がネットに残っておるのが幸いじゃった。古いゲームだと下手したらネットが発達する前で攻略が見つけられなかったりするものね。
そんなふうに機械的にみたハッピーエンドだったけど、なかなかよかった。ビジュアルは服装がおかしくて笑ってしまうのだけどお声がどの方も素晴らしくてもえたもえた。
ただあれですよ、リップ音がないのだけが本当に残念。PSvitaでは成人向けが出せないからリップ音もないのだろうか。あでも吸血鬼のやつとかはどうなんだろう。前に聞いたドラマCDではあくまで『吸血』してゴクッ…プハァ…みたいになってましたけど。まー吸血されてもな…って思いましたけど。炭酸のきついドリンクでも飲んでいらっしゃるのかしら、という感想しか抱けなかったんですよねー。