夫が出会い系で浮気してた

子あり四十路女。若い女の子に目がない夫と冷めた生活を継続中。

飯がまずいって

笑った。斉藤由貴つきぬけてんなー。子供がかわいそうとか思っててもわざわざ書いたり言ったりするのは野暮よね。まったくなんの問題もなく波風の立たない家庭なんてないし。ただ、純粋に斉藤由貴が面白い。あれだけトップアイドルだったわけだし、女優としての自負もあるだろうし、歌もなんかポワーっとして人気あったよね。「卒業」なんて、まさに斉藤由貴!ってイメージの歌詞だった。

今のご時世だといかにネットでの立ち回りが上手いか、が人気に直接影響するようになっちゃって「好い人」風な芸能人が多いから斉藤由貴とか工藤静香ぐらいパンチがきいてるのが面白い。なんでもかんでもネットで発信する世代とは明らかに一線を画してる、メデイアによってワンクッションおいたイメージが作られていた世代。そのワンクッションが必ずしも良い方向には働かなかった不遇の世代でもあったのかな。変にバッシングされて急に表舞台から消えた芸能人にとってはね。

SNSといえば大森靖子の「音楽は魔法(ではない、けど)」問題については、うーん。あの意思の表しかたは彼女の作風そのままでもある気がするので、ありといえばありなのだろうな。ただあまり直接的にブログやTwitterなどで目にしたい問題ではなかった。

CD-BOX 1

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懐メロを聴く気分じゃないけど懐メロしか思い浮かばないとき

自分の場合。いい曲だなーって惚れ込んで好きを熟成させるまでに時間がかかる。

好きになったのが昔であればあるほど親密度が高いために「なにかいい曲を聴いて癒されたい…」となると選択肢に出てくるのがたいてい懐メロ。困るのは懐メロを聴く気分じゃないのに懐メロしか思い浮かばないとき。そういうときにはカバー曲がいい。曲自体は古いけど、アレンジや歌唱が変わるとたいていはいい感じになる。ただ全くいい感じにならないものも少なくない。これならオリジナルだけを聴くほうがいいな…と強く思うものも。カバーアルバムとかトリビュートものはそういう意味では博打。諸手をあげてカバーものが大好き!とはとても言えない。ものすごく気に入るものもあれば、聴いてしまったこと自体を悔やむものもある。

 

懐メロのカバーといえば、やくしまるえつこがJITTERIN'JINNをカバーしてくれないかなとずっと思ってる。言葉遊び重視の乙女的かつレトロな歌詞、繰り返しの多いメロディ、かなりはまると思う。「にちようび」とか「プリティダーリン」あたりは特にやくしまるえつこ声で脳内再生余裕。

にちようび

にちようび

 

ジッタリンジンスマホで打ったらちゃんとJITTERIN'JINNと出て驚いた。

なんで見知らぬババアどもに二人目いなくて可哀相などと言われないといけないのか

天気がよいので散歩してたらあずまやで同席した高齢女性たちに言われた。

「ぼく、何歳? あら、5歳なのー。かわいいわねー。兄弟は? いないの? まぁ、かわいそうにね。でもこれからいくらでもできるわよ。お母さんまだ若いし」

困ったことにババアどもに悪気はない。心から親身になって感想を述べた結果が上記。

こういう人らにいくら私の状況や気持ちを伝えたところで無駄骨におわるにちがいない。価値観が違いすぎる。

顔真っ赤にしてでもその価値観を見知らぬ初老に押し付けないでくれと言うべきだったのかもしれない。だから今こうしてこういうことを書いたところで、上記のような価値観を疑うことなく持ち続けている人達には伝わらないだろう。

今、私は40歳。私たちが50、60、70歳になったころに下の世代に自分の価値観だけで幸福を推し測るような真似だけはやめたいと強く思う。

おにぎりの境界線

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福山雅治、食べたのだろうか。有働アナウンサーお手製の塩むすびを。

もし私が福山雅治だったとして、生放送のゲストに呼ばれ、楽屋に入ったら番組の司会者の手によるおむすびの差し入れがおいてあったら、食べるだろうか。
食べたいか食べたくないか以前に、食べなくてはいけないような気持ちになると思う。わざわざこしらえてくださったものを、手付かずのままというわけにはいかない。

あ、もしかして、それで?

それで福山はインスタにアップしたのだろうか。
表向きは感激として、実のところ問題提起として。

私的なラインとしては、無理だなー。
コンビニとかお店のおにぎりはOKだけど、個人的に握られたおにぎりはNG。実親でも無理。他の家のにおいがするのがだめ。

それでいくと、有働アナのおむすびがもし放送局内食堂の調理場とかで炊かれたご飯でつくられたものだったら、食べられると思う。でも香水とか少しでも香ってたら嫌になると思う。

なんてことを延々と考えてしまうほどに、おにぎりに対する気持ちは複雑。

インスタの青汁のステマのやつ

青汁の宣伝のために10kg太って、そのあと10kgやせたらしい。そうするように会社から指示されたとかなんとか。

 

いやいやいや、すごくない?

すごいよね?

10kg太るのも、そのあときっちり10kgやせるのもすごいよね? いくら仕事のためとはいえね? 役づくりに励む鈴木亮平かよ? そんな短期間で太ったりやせたりってさ。

 

そのニュース見て、逆に『青汁マジですごいんじゃね?』って思ったひと絶対いるよね。なんなら飲もうかと思っちゃったわよ。私もダイエッターであるからには、青汁飲んで10キロ痩せるべきなんじゃないか?って、思うくらいには衝撃。

 

ビフォーアフターの宣伝用に、もともと痩せてる人がわざわざ太って写真を撮るというのは聞いたことあるけども。そのあと痩せられるってすごい。

といっても、その問題になってるインフルエンサーが実際どのようにして痩せたのかは知らないけど。

 

そのインフルエンサーな人はインスタのフォロワーがものすごくたくさんいたらしくて、人気の理由が『質問に丁寧に答えてくれる』からだったそうな。世の中には痩せたくて話を聞いてもらいたい人がたーくさんいるってことだね。あ、私もそのひとりだわ。

映画ウォーターボーイズで感じる夏

夏の映画といえば映画『ウォーターボーイズ』は公開当時に何度か見に行ったほどはまった。

ウォーターボーイズのなにが素晴らしいかって、若かりし頃の妻夫木聡の肉体美!!!これに尽きる。

ウォーターボーイズ スタンダード・エディション [DVD]

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いきなり尽きてしまったので、そのほかの素晴らしい点もあげたい。

 

妻夫木聡のほかにはクラスメイトとして玉木宏も出演している。ウォーターボーイズにおける玉木宏は今現在のイケメン風とは全くちがうキャラクターで、顔は整っているけどアフロ。かなり違和感のあるアフロでニヤニヤ笑う玉木宏は、メロリンキューだったころの山本太郎にもすこし似ている。

 

ところどころぶっ飛んだ女性が出てくるのも、男子高校生からみた『未知の女性像』そのもので面白い。平山あや演じるJKはジュースの出てこない自動販売機をジャッキー・チェンなみ(JKだけに)の跳び蹴りで矯正し、眞鍋かをり演じる女教師は電撃妊娠でDKもろもろを振り回す。

 

暑苦しくいつもの演技を披露する竹中直人はさておき、どこを切り取ってもおばかな青春にあふれていて大好きな映画。だけどひとつだけ残念な点がある。それは『男子高校生らが最初からみんなめっちゃ日焼けしまくってる』こと。スケジュールの関係でシンクロの撮影や練習を先にする必要があって、そこでこんがり焼けてしまったのかもしれない。シンクロナイズド・スイミングなんて縁遠い文系男子まで最初から真っ黒なので笑ってしまう。台詞では『は?シンクロ???』とか言いつつヤル気満々じゃないかこいつら、とほほえましい気分にもなる。

むかし好きだった人が好きだった歌

ずっとむかしに付き合って別れたひとを、どう呼ぶのが正しいのだろう。確かに好きだった、だけど別れるときには大嫌いになったひと。事実として二人の関係はつねに上書きされていく。だけど思い出すのがいつも最終のものとはかぎらない。だからそのひとにまつわることを思い出すときに迷ってしまう。たしかに好きだった、たしかに憎かった、むかしの恋人。

といってもそのひと自身のことについて考えることはない。実際、生きているのかどうかさえも知らない。別れたあと1年くらいはSNSをのぞいてみることもあったけど、もうしばらく調べてすらいないからマジで生死もわからない。そんな残像だけで何十年経った今でも思い出すって、よくよく考えるとすごい影響力。十代が本気で崇拝するとその後の人生に色濃い影響があらわれるんだね。三十代の記憶なんてほぼないに等しいっていうのに。

話がそれました。

ときどき、無性に聴きたくなる歌があって、それはなんてことない、昔付き合ってた人がよく聴いてた歌なんです。

その歌のCDを現在の私は持っていなくて、アーティストはとっくに解散しててYouTubeにもなくて、調べたらそのCDは廃盤になってたっていう。

でもその歌、当時はあまり好きじゃなかったんだよね。なのに今は聴きたくなってる。果たして私はそれを聴いてどうしたいんだろう。思い出して甘酸っぱい気持ちに浸りたいだけなのか。遠い過去をなつかしんで現実逃避したいだけなのか。

 

「ダンサーインザダーク」って映画がありましたよね。ビョーク好きの友人と見に行ったんですよ、昔ね。ネタバレになっちゃいますけどあれ、ひどい話じゃないですか。悲劇というか、運の悪いことが重なりまくって最終的には…みたいな。ビョークが歌うの楽しみだな~!って見に行ったのにとにかくショックというか呆然としちゃって、そのあとはこんなひどい話をつくった監督に怒りが沸いてくるほど。

でも友人に感想をきいたら、

『つらい話だったけど、そのぶんセルマ(ビョーク)が空想する歌のシーンとか、よろこびの表現が際立ってて、すごいよかった』

と返ってきて、そういう考え方もあるのかー!!って新たなショックを受けて。結末だけを重視してた私の目からうろこといううろこが落ちた瞬間だった。

 

それを踏まえて、最終的には憎むほどの感情を抱いて別れた人だけど、楽しいことがたくさんあったのも事実だしそれも全部忘れてしまうのも勿体ないのかもしれない、と何十年もたってやっと思い至ったのでした。

 

 

デンジャラス・チャームス

デンジャラス・チャームス

 

 

無性に聴きたくなってるのはこの歌です。

http://sp.uta-net.com/song/195498/

 

中古で500円くらいって送料と同じくらいで悩む。

あー、そしてやっぱり私の青春は朝本浩文氏と共にある…。