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四十路になったおいわいに

女が四十をむかえるとき。それはなにかのおわりでもあり、はじまりでもある。

息が詰まる

この部屋は息苦しい

何をしても何をみても聞いても夫に監視されているようでテレビでは延々と野球中継の音が流れわたしの思考とはお構いなしに雑音であふれる室内にたえられなくなる

 

ひとりになりたいのにひとりになりにいくのが面倒で身体が動かない

眠るのがいちばん確実で楽でお金もかからなくてただただ眠ってばかりいる

夫と関わりを持ちたくないそれだけの理由で。

 

ひどい妻だろうか

ひどい夫だろうか

ひどい夫婦だろうか。

 

わたしは夫に恋をしたことがない

一度でも惚れることができたならこの日常はもうすこしましになっただろうか