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四十路になったおいわいに

女が四十をむかえるとき。それはなにかのおわりでもあり、はじまりでもある。

本を読むことを褒められてもピンとこない

「小説を読むのが好き」と言うと「すごい。私は本なんてほとんど読まないから尊敬する」と返ってきて困惑することがある。

私からしたら貴方が最近はまっているというヤママユガ飼育のほうがずっとハードルが高いし、子供の情操教育にもよさそうだし、何より虫をさわれるってだけで尊敬する。

 

本を読むことは私にとって極上の暇つぶし。

何より手軽。スマホみたいにバッテリーの充電を気にすることがない。落としてもたいがい平気。図書館で借りることができればお金もかからない。

漫画を読んだり映画を見たりするのはお金がかかるから、そっちのほうが私にとっては贅沢品かもしれない。

 

漫画もアニメも好きではあるけれど、想像の余地という点においてはやっぱり文章だけのほうが私は好き。

漫画の描写やアニメの声優のように気に入らない部分が出てくるということもない。

書いてあること自体が受け入れられない、というのはあるけど。それも一人の人間がウンウン唸って表現した結果だと思うと、なんだか我慢できるというか。とりあえず見届けよう、という気にはなる。よっぽどつまらなくなければ。

もちろん本が出版されるまでには著者以外のいろいろな人がかかわっているんだけどね。でもその著者の名前がどーん、とタイトルとともに記されているから。責任の重さというか、そういうのが伺える。

 

ドラマとか映画とか、すごく面白いのもあるけれど、ものすごくつまらないものもたくさんあるじゃないですか。

そういうのって「こんなにたくさんの人が集まってつくったものなのに、どうしてこんなにつまらないまま世に出してしまったのか」と物悲しくなる。

むしろ関わった人や会社が多すぎて利権問題だのが増えてしまうからなのか。収集つかなくなるのか。

 

あ、本は必ずしも面白いというわけではないですよ。

あまりにつまらなすぎて怒りをおぼえるほどのものもあったよ。そういえば。

それはそれで「すっごいつまらなかったなー!」と数年たった今でも覚えているくらいだから、ある意味優勝だよね。