夫が出会い系で浮気してたけどどうでもいいや

子あり四十路女。若い女の子に目がない夫と冷めた生活を継続中。

怖いものは怖い

息子はなんでも怖がる。すべり台とか自転車とか、とにかく怖がってまず乗らない。発達の遅れもあるだろうけど、怖いものは仕方がないと私は思う。だけど夫は猛烈に怒る。叱るとは言いがたい。あれは「なぜ怖がるのか が自分には理解できない。だからまずやってみろ」という怒りに他ならない。恐怖心の説明なんて大人ですらできないのに、子供にできるわけがない。たとえば高所。怖い人も居れば怖くない人もいる。暗いところ。狭いところ。尖っているもの。大きな音。「怖い」と思うのは本能だ。私も割りと怖いものが多いほうだと思う。足場がグラグラしているところなんかは、絶対に渡りたくない。渡れない。だけど夫はやってみろと言う。その時に私は息子の気持ちを理解した。怖いものは仕方がないじゃないか。それを「やってみたら楽しい」とか「お前のためだ」なんて甘言を並べられたところで、恐怖など全く薄れやしない。

ここまで書いて思い出した。私は昔、高いところが苦手な友人をしつこく誘って観覧車に乗せたことがあった。友人はとても怖がっていた。雄大な景色を見ても全く嬉しそうではなかった。私はあのとき人権を侵害したのだ。その報いが今こうして目の前に再現されている。