ホームアローン今みたらとんでもなかった
クリスマス映画としてテレビで放送されてたホームアローン、どれ子供と一緒に見てみようかなと録画しておいた。
私自身、昔それこそテレビでちらっと見たおぼえがあって、なかなか楽しかった記憶があった。
いざ子供と見始めたら、あまりのはっちゃけぶりに閉口。
部屋のなかでエアガンにしては立派な銃をぶっぱなしたり、おなじく屋内で爆竹を炸裂させたり、故意ではないといえ万引きして脱走したり、その流れでトラックの前に飛び出したり、もみの木にのぼってチェンソーで枝を切り落としたり、ハラハラしすぎてとても見ていられない。
劇中での設定は8歳らしいけど、なまじやれることばかりな年齢だけにやりたい放題の状況が恐ろしい。
とても「親子で見て楽しもう!」という感じにはなれなかった。当の息子も全然食いつかずに飽きて他のことをしはじめたので、強盗が本格的に襲撃するまえに視聴中止。
本当に恐ろしい映画だった。
危険度でいったらビーバップハイスクールくらいかな。そっちもちゃんと見たことないけど。
あれを面白く見るには「おさるのジョージ」のおじさんくらいに強靭かつ余裕のある精神力を持ち合わせていないと。
そして考えた。
子供が危険なことをするのが見てられない、というのは私の場合「子供自身の安全」よりも「自分の心を乱されたくない」だけなのかもしれない。
行動の結果を身をもって知る体験は重要だ。その機会を「世話の手間を増やされたくないから」とむやみに奪うことは、子供の人生そのものも奪いかねない。と少し反省もした。