藤野涼子の目ぢからすごい@5/1(月)ひよっこ感想
今日のひよっこ。
向島電機に就職するもうひとり、豊子と合流。愛子さんが毎度のボケを発動してずいぶん待たされたことに不満顔を隠さない豊子は、高卒のみね子たちに敵意をむき出しにする。なぜなら豊子は成績優秀にもかかわらず経済的な理由で高校進学できず、中学卒業と同時に集団就職せざるを得なかったから。
乙女寮での挨拶でも、豊子は「ここでも成績トップを目指します」とブレない。
豊子を演じているのは藤野涼子。映画「ソロモンの偽証」での演技をすごく注目されてた人だよね。わたしはそれを見ていないけど話題だけは知ってた。
確かに、藤野涼子すごい。豊子役はかなり強烈な印象。気が強くて食えないキャラかと思いきや、マヨネーズにドン引きするシーンでは表情が目まぐるしく変わり、可愛いげがある。こういう気の強さはなにかの拍子にポキッと折れてしまいそうでもあり、目が離せない。
「ガラスの仮面」で北島マヤが脇役を演じても目を引いてしまい主役を食うどころか劇そのものをぶち壊す、なんて話があった。
藤野涼子を見ているとあまりの目の引きようにそんなことを感じる。顔が地味なことから黒木華っぽくもあるが、恐ろしいほどの演技力を秘めていると思われる。
ところでみね子の父ちゃんはまったく出てこないね。生死すらわからないレベルだよね、リアルでここまで情報がなかったら。