夫が出会い系で浮気してた

子あり四十路女。若い女の子に目がない夫と冷めた生活を継続中。

見届けられなかったドラマの人たち

新しく始まったドラマを見た。大豆田とわことコントが始まる。二つのタイトルをつなげてしまうと別のドラマみたい。

どちらも最初は面白く見ていた。涙ぐんだり感動したりしてた。しかしもうどちらも見ていない。前クールの綾瀬はるか高橋一生が階段から転げ落ちた拍子に人格が入れ替わるドラマも3話目くらいまでしか見ていない。時間がないわけじゃない。最後まで見る気力がない。そのことを大して残念に思ってない。途中まで見たドラマの人物たちは、私の意識のどこかで永久に着地せずに漂っている。いつまでも悩んだり争ったりしている。それでいいやと思う。ドラマを途中まで見て放棄することは、ただ意識のなかの人物を増やしているだけに過ぎないのかもしれない。ドラマというのは、見れば見るほど人物に関する情報が増えて疲れていく。もしかしたら、私はテレビドラマの見方を根本的に間違えているのかもしれない。ドラマの物語を楽しむのではなく人物についていちいち考えてしまう。話の流れで一貫性のない人物描写が出てくるといちいち引っ掛かってしまう。人間なんてそもそも曖昧なもので常に変容しているのに。