字のきれいさってさ
字が汚ない。
私ではなく子どもの。
字がめちゃくちゃなのである。
注意しても直らない。指先が元々器用なほうではないし視覚で形の違いを認識するのも苦手。
何度も注意するたびに思うのが「字がきたない」って一体何なのさ?ということ。
大きさや位置が文字ごとにばらばらとか、一画の長さや角度がちがうとか、細かく言えばそういうことなんだけども。
ガラスが曇るみたいに汚ないわけじゃないし。
「文字をきれいに」って、決められたスペースのなかでバランス良く、かつ文字のお手本そっくりに、それこそ画面の文字フォントみたいに書くのが最良ということ。
その概念を説明するのが難しい。
そしたら文字が達筆すぎてつらつら~っと書いてあるようなあれは、きれいな文字と言えるのだろうか。
では見本そっくりに書きなさいと指導したところで、模写力がないとどうにもならない。
いっそひらがなや漢字のない国に移住して生きたほうが楽かもしれない。アルファベットを文字として使う国の人たちってわりと文字の整いかたに無頓着じゃないですか?偏見かもしれないけど。それくらいでいいよ。
さらにやる気をなくす原因は、子どもにこんなに血眼になって字を丁寧に!!!!と口角泡を飛ばしたところで、社会人以上になったらほとんど文字を手書きする機会そのものが圧倒的に少なくなる。あでもそれこそ学校の先生とかは別か。業種によりますね。
まー漢字の読み方も書かないとなかなか身に付かないわけで。仕方ないことなんだけどね。私はもう疲れました。