ときメモやっててふと空しくなる瞬間と、声優の顔について
ときメモGS3で二人目のキャラクターを攻略したんですけれどもね。
達成感より空しさが大きい。
乙女ゲームってこの3と1以外やったことないから断言するのもあれだけど、なんか苛酷なところあるね。
最初はほとんどのキャラがつれない素振りなんですよ。それを相手の好みに合わせてパラメーターを上げたり服を買ったりしてストライクゾーンになんとか食い込むように努力するわけ。好感度や新密度が上がれば上がるほど相手はデレてきて夢中になるんだけどさ…なんかさ…『ありのままの自分を好きになってほしい』なんて原始的な欲望は、満たされないよね。うん。相手が好きなのはあくまで努力の結果なんだよ。努力している本人ではなくて。ゲームだから、当たり前なんだけど。
なんか知らないけど学園一のイケメンに妙に気に入られてやたらつきまとわれる、なんてファンタジーはラノベか少女漫画あたりが得意なんだろうね、きっと。そういうのを求めるなら最初からそういうものを読めばいいんだろうけど、さすがに四十路ともなると感情移入が困難なのよ。いくらインナーチャイルドが居るったって、中高生くらいの少女の気持ちに寄り添って中高生くらいのイケメンに頬染めることができるような作品にはなかなか巡りあえない。
もうね、少女の気持ちに寄り添えないならボーイズラブかなって、思うでしょ。そう思って読んでみたんだけどね、具体的な事情が気になっちゃってこれまた難しかった。男女のそれよりもファンタジー色強いよね。そういう描写に関して。あとなんか男と男のラブストーリーと銘打ちながら片方がとても女っぽかったりすると、なんか複雑すぎてついていけない。
あと残るところは、ハーレクイン小説とかそのへんですかね。あ、シチュエーションCDはけっこう良かった。あれはなかなか擬似ドキドキできる。できるけど、声優本人とか、録音中のスタジオの様子とか思い浮かべてしまうと違う意味でドキドキする。この声優さんの声、好きだなーと思って検索するでしょ。他にどんな作品に出てるのか知りたくて。そしたら画像が出てくるのよ…。今!そういうのいいから!って機敏にスクロールして見ないように努めるのだけど、一瞬しか見ていない残像が余計にくっきりと脳裏に焼き付いたりするんだよね…。声優の顔はなるべく知りたくない派です。時代にそぐわないだろうけど、顔は求めてないんです。