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四十路になったおいわいに

女が四十をむかえるとき。それはなにかのおわりでもあり、はじまりでもある。

まだ借金で消耗してるの? なんていわれたらどうにかなってたな

十年前の自分と比べてなにが一番変わったかというと、借金がなくなったこと。

二十代後半から生活費で重ねた借金で首が回らなくなったわたしは債務整理をした。

弁護士と会って話すのはこわいから、ネットで依頼できるところにメールで相談して、電話のやり取りを一度もせずに郵送で完了。

借金の年数が短かったので過払い金は発生しなかったけれど、利子を除いたぶんを毎月確実に返済できる額にしてもらえて息を吹き返した。

あれから一度も借金はしていない。

聞こえはカッコイイけど、厳密に言うと借金できない。いわゆる信用ブラック期間というやつで、七年だか八年くらいだっけ、そのくらいの間はローンも組めないしクレジットカードも作れない。

おかげでわたしの借金癖はなおった。

借金をしているときは絶えず危ない橋をわたっているような不安定な気持ちだった。

ともだちと食事をしていても、味わうこともできずに霞を食べているような心地がした。

親にも、誰にも言えずにいたから本当に苦しかった。

タイトルは、あの頃のわたしにかけてあげたい言葉。

 

お題「わたしの黒歴史」