映画ウォーターボーイズで感じる夏
夏の映画といえば映画『ウォーターボーイズ』は公開当時に何度か見に行ったほどはまった。
ウォーターボーイズのなにが素晴らしいかって、若かりし頃の妻夫木聡の肉体美!!!これに尽きる。
いきなり尽きてしまったので、そのほかの素晴らしい点もあげたい。
妻夫木聡のほかにはクラスメイトとして玉木宏も出演している。ウォーターボーイズにおける玉木宏は今現在のイケメン風とは全くちがうキャラクターで、顔は整っているけどアフロ。かなり違和感のあるアフロでニヤニヤ笑う玉木宏は、メロリンキューだったころの山本太郎にもすこし似ている。
ところどころぶっ飛んだ女性が出てくるのも、男子高校生からみた『未知の女性像』そのもので面白い。平山あや演じるJKはジュースの出てこない自動販売機をジャッキー・チェンなみ(JKだけに)の跳び蹴りで矯正し、眞鍋かをり演じる女教師は電撃妊娠でDKもろもろを振り回す。
暑苦しくいつもの演技を披露する竹中直人はさておき、どこを切り取ってもおばかな青春にあふれていて大好きな映画。だけどひとつだけ残念な点がある。それは『男子高校生らが最初からみんなめっちゃ日焼けしまくってる』こと。スケジュールの関係でシンクロの撮影や練習を先にする必要があって、そこでこんがり焼けてしまったのかもしれない。シンクロナイズド・スイミングなんて縁遠い文系男子まで最初から真っ黒なので笑ってしまう。台詞では『は?シンクロ???』とか言いつつヤル気満々じゃないかこいつら、とほほえましい気分にもなる。